2/3 北北西

すっかり節分の行事として恵方巻が定着した。恵方に向かって巻きずしをガブつくだけの他愛のない風習だ。誰が決めるのか知らないが、今年の恵方は北北西。

北北西といえばヒッチコックの「北北西に進路をとれ」。ヒッチコックお得意の勘違い、すれ違い+ラブロマンスの傑作である。私のように北北西でヒッチコックを連想する人は多いと思う。

北北西を向いて巻きずしをガブリとする日本人を草葉の陰からヒッチコックが見たらさぞかし驚くだろう。

2/1 鉄道総研

今朝の日経、交遊抄は「夢の地下鉄」と題した鉄道総合技術研究所(鉄道総研)会長のお話。

鉄道総研といえば日本の鉄道の研究開発の頭脳集団で、鉄ちゃんから見ると総本山のような存在である。この鉄道総研(国立市)を先週のNHKブラタモリは訪問、様々な研究の一端を紹介していた。私自身この番組を楽しんだが、最も感心したのがタモリの鉄道に関する博識と、ディープな目線。タモリは線路の上と下、つまり架線とレールが好きという鉄ちゃんを吐露、相棒の久保田アナが苦笑を通り越して尊敬のまなざしを送っていた。番組がいつにも増して活き活きとしていたのはいうまでもない。

1/30に米原駅構内にSLを見たと記したが、このSLは鉄道総研風洞技術センターの建物の横に停車していた。

1/31 ロスト・シティー

「ブルーグラス45」というバンドが米国公演を行うという記事を朝日新聞に見つけた。

『かつて神戸・元町に有名なライブ喫茶「ロスト・シティー」があった。1960年代半ば、ブルーグラスに傾倒した学生たちが、大学ごとなどにバンドを組んで盛んに活動した。ロスト・シティーは彼らの聖地で、港町・神戸へ寄港する米国の船員たちが現地の旬な音楽情報をもたらす粋な空間だった。』と記事は続く。

昨年12月に神戸の街を歩いたが、久しぶりに「ロストシティー」でブルーグラスを聴きながらコーヒーをと思って元町商店街の南側をウロウロしたが、見つからなかった。記事を読んで「ロスト・シティー」がなくなっていたことを知った。

何度か通ったのは30年以上も前のこと。米国公演を行う「ブルーグラス45」を当時聴いていたのかもしれない。

1/30 湖北

大雪で苦しんでいる人には申し訳ないが、雪の長浜を歩きたくて長浜駅のC56JR西の関西ワンディパスを購入、新快速で湖北へ足を運んだ。

草津を過ぎると残雪がちらほら見え始め、彦根辺りからはすっかりと近江平野は雪に覆われていた。

米原駅構内に入ると客車を牽引した蒸気機関車が待避線に停車していたが、気になりつつもそれを横目に新快速は米原駅に到着した。

ホームは多くの人で溢れかえっており、JRの広報腕章をつけた男性2名が一眼レフカメラを持っているのを見て先ほどのSLが走行すると確信した。

SLがホームに入ってくるのを待たずに電車は出発し、目的の長浜で下車した。長浜駅もカメラを持った多くの人が溢れかえっており、聞いてみるともうすぐSLが入ってくるという。ホームに引き返し撮ったSLがこの写真。運転士はサービス精神があり、汽笛を何度も鳴らし、蒸気を噴き上げてくれた。機関車はC56という小ぶりの客車専用機関車。

ホームでは間近にSLを見られるが、雪の田園地帯を黒い機関車が青い客車を曳いて疾走する様をぜひ見たいと思った。

雪の長浜を歩く目的+SL見物に満足と元気をもらい、結局敦賀まで足を運んでしまった。慣れない雪道をこわごわと歩いたせいか、今日は少し足が痛い。

1/27 70年代ロック

今日の日経新聞文化面は『70年代ロック チラシも熱く』。

確かに70年代初頭は海外の大物ロッカーの来日が相次いだ。甲子園球場のグランド・ファンク・レイルロードは大学生が逮捕され、札幌のレインボー公演では観客が圧死と公演外の話題も多かった。

それにしてもエリック・クラプトンと友達が食事、CCRのコンサート帰りに植草甚一とおしゃべりなど、ほんと考えられないエピソードで、70年代のおおらかさが伝わってくる。

私が最近、毎日聴いているのは太田裕美とボブマーリー。共に70年代。昔と何ら変わっていない。

高校生の時は筆者ほど海外ロッカーのコンサートには行ってないが、それでも読んでいて熱くなった。

1/26 全豪オープンテニス

全豪オープンテニスで錦織選手はベスト4進出ならず残念だった。しかし、ダルビッシュの札幌ドーム記者会見に続き、いいニュースを提供してくれて嬉しい。ベスト8でこの騒ぎなので4大トーナメントベスト4、決勝進出となれば想像を絶する騒ぎになるだろうが、ぜひ喧騒を体験したい。

テニスといえば思い浮かぶ本は「宇宙のウインブルドン」(川上健一)。荒唐無稽なストーリーで、サーブだけを武器に杉本宇宙選手がウインブルトンを制する。錦織選手も宇宙のように制覇を期待する。

1/19 イーストマン・コダック

イーストマン・コダックが破産適用をニューヨーク連邦地裁に申請したと発表した。

日経ビジネスオンラインではデジタル化に乗り遅れたコダックと、多角化に成功した富士フィルムを比較した記事を早速掲載している。申請は時間の問題だったので予定稿だろう。

先日観た「ミッション・イン・ポッジブル ゴースト・プロトコル」のエンドロールにはしっかりとコダックが映っていた。フィルムの世界では腐ってもコダックだが、いかんせん市場縮小が急激すぎて、映画だけではどうしようもなかったということだ。

初めて一眼レフカメラを購入した時、せっかくだからと黄色いパッケージのコダックフィルムをまとめて買ったことを思い出す。

1/17 砂糖相場の罠

本屋の文庫本コーナーをウロウロしていて目に入ったのが「砂糖相場の罠−長崎奉行所秘録伊立重蔵事件帖 (文春文庫)」。数多く出版される文庫本の中にあって、目敏く「相場」を見つけたのは悲しい性か。

で、この「砂糖相場の罠」、和蘭陀から長崎に入ってきた白糖は長崎で消費される分を除いて大坂へ運ばれ、それぞれの消費地で価格が決まる。量的には圧倒的に大坂が多く、経費もかかるので相場は大坂が高い。通常は価格差が一定しているにもかかわらず、長崎が大幅に安くなり、大坂が高騰という異常事態になり、主人公の上司がその原因を突き止めるように指示を出す。

文体が簡潔、スピィーディー、饒舌さはなく好感する。タイトルの「砂糖相場の罠」は決して誇張でなく、江戸後期の経済の仕組みに触れることもでき、読み応えは十分あり、一気呵成に読んだ。私の中では直木賞物だった。

1/11 画面が汚い

兵庫県知事がNHKの大河ドラマ「平清盛」の画面が汚いと苦情を呈した。「画面にあんたの顔が写ってたんやろ」とのツイートには同感する。平安時代=貴族の時代は学校の授業であって、殆どの人は汚い筈。それが当然だろう。

「平清盛」の前日、映画「源氏物語 千年の謎」を観たが、印象に残ったのは源氏が夕顔を見初めるシーン。雅の世界から町へ繰り出した一行は町の汚さに顔を顰める。汚辱の世界の中に咲く夕顔を対比させるまる分かりの意図とはいえ新鮮だった。

第1回を見た限りは躍動感があり、今後の展開に期待を抱かせた。

映画を観ると必ずパンフレットを購入するが、「源氏物語 千年の謎」は購入をスルーした。

1/10 応援、武庫川新春ロードレース大会

スタートの瞬間1/8の第38回武庫川新春ロードレース大会に本店、広島支店のメンバーが参加すると聞いて応援に行ってきた。参加メンバーがいずれそれぞれのページで報告すると思うので詳細は割愛するとして、寒い河川敷を好き好んで参加する皆さんは、ほんと立派だ。

写真は彼ら・彼女らが出場したハーフマラソンのスタートの瞬間。スターターは3Kmの部に出場した92歳の男性。頭が下がる。

ご覧のように多くの人が河川敷を、スタート時点では疾走する。スタートして300メートルほどを南下して、すぐ折り返し、スタート地点へ戻り、北へ向けて折り返し地点を目指して走っていく。

私はこの短い距離と時間の間に会社のメンバーを探そうとしたが多くの人で全く見つけられず、全員が通過した閑散としたスタート地点を後にして食事に出かけ、食後のコーヒーを満喫して会場へ戻った。

1時間ほど経過していたのでヨレヨレとしている人やマイペースで走っている人など様々だったが、全員2時間45分の制限時間内の完走を祈った。しかし、社内7名の参加中、、、、、3名は残念だった。しかし、リベンジするだろう。気がつくと、靴は土で白ーーくなっていた。

彼ら・彼女らのうち何名かは3月の篠山マラソンに出場するというので、応援に行く予定。

1/6 直木賞候補

第146回芥川賞・直木賞候補が発表された。私の注目は直木賞候補の歌野昌午氏。候補となった『春から夏、やがて冬』は未読だが、氏の未受賞に驚いた。とともに、今回が初の候補ということにも驚いた。

馳星周、黒川博行もそうだが、どうしてこの人が受賞してないの ? という人が結構多い。残念ながら権威ある賞なので、ファンとしては受賞を願う。

歌野昌午氏は8年前の『葉桜の季節に君を想うということ』で一発受賞してもおかしくない作家である。

今回は知名度なら恩田陸、真山仁氏、時代小説で葉室麟氏もありうるか−これが私の予想だが、伊坂幸太郎氏のように喧騒を嫌気して辞退する作家もいるので、まぁ、直木賞などどうでもいいといえばどうでもいいのである。

1/5 CM

最近の好きなCMはトヨタのドラえもんシリーズ。第一作のジャイアン、小川直也の「のび太のくせによ」は実写がアニメにすっかりとシンクロしており、違和感がなく、ジャイアンの口癖が個性を醸し出している。二作以降に登場した主人公のドラえもん、ジャン・レノは逆にアニメの世界を超えた実写の拡大解釈が秀逸だ。ジャン・レノの風貌とコミカルさは確かにドラえもんである。青いジャケットのセンターベントから見えるお尻の赤玉は遊び心の可笑しさがある。

今はトヨタのCMだが、ドラえもんのジャン・レノは90年代にはホンダのオルティアという小型ステーションワゴンのCMに登場していた。そのCMでもジャン・レノは惚けた、いい味を出していた。

ライバル会社へのCM出演はジャン・レノに限らない。最近では日産の木村多江。エリック・クラプトンの「愛しのレイラ」をバックに10年前の三菱自動車の企業CMに出演していた。僅か30秒にドラマが詰まったこのCMはPCに保存している。

これ以外にも芸能人のライバル会社へのCM出演は多々見られる。ツマラナイCMでも探してみると結構面白い。

1/4 上映中断

元日に映画「幕末太陽傳 デジタル修復版」を観ていると「緊急地震速報」が館内に流れた。いわゆるP波だが、揺れを覚悟していると全く揺れなかった。しかし、およそ2分間の間に5−6回流れ、さすがに何回も流れると避難する人が続出した。私はそのままとどまり、携帯の電源を入れて先ずは自宅に連絡、揺れはなかったことを確認した。その後劇場係員が「関東地方で震度4,3の揺れ」を報告、映画も上映が中断した。

10分ほど映画は中断したが、その後上映再開となった。フィルムが切れて上映が止まった経験はあるが、地震では初めての経験だった。

元日早々のハプニングに前途多難さを感じた。